こんばんは。残暑厳しい折、いかがお過ごしでしょうか。
今日8月25日は、旧暦の8月の一日(ついたち)、新月です。
「じねん36.5°」は、新月の日が発行日。
“「火」号vol.3”が出来上がりました!
今号のテーマは、「火」。この炎暑のなか「火」が今号にあたるのも何か不思議なご縁です。
今から、ちょうど20年前のこの時期、小社では、『THE FIRE THIS TIME』(邦題『ラムゼー・クラークの湾岸戦争 ~いま戦争はこうして作られる』)を制作していました。
この本は、湾岸戦争が第一次ブッシュ政権によって、いかに仕組まれたかを米国司法長官だったラムゼー・クラーク氏が告発したものです。ノアの方船の物語のなかで、人々は洪水によって滅ぼされましたが、生き残った私たちはいまだ傲り続けており、ついに「今度は火だ」(今度は火によって滅ぼされるのだ)というのがこのタイトルの原意です。キリスト教に親しみ英語をネイティブにする人には、実に気の利いたタイトルだったようです。
現在のシリアやイラク問題には、いまだに米国がその踏み込んだ足を抜け出せず、世界はまさに火攻めに遭うのではないかという危惧があります。
今から、ちょうど20年前のこの時期、小社では、『THE FIRE THIS TIME』(邦題『ラムゼー・クラークの湾岸戦争 ~いま戦争はこうして作られる』)を制作していました。
この本は、湾岸戦争が第一次ブッシュ政権によって、いかに仕組まれたかを米国司法長官だったラムゼー・クラーク氏が告発したものです。ノアの方船の物語のなかで、人々は洪水によって滅ぼされましたが、生き残った私たちはいまだ傲り続けており、ついに「今度は火だ」(今度は火によって滅ぼされるのだ)というのがこのタイトルの原意です。キリスト教に親しみ英語をネイティブにする人には、実に気の利いたタイトルだったようです。
現在のシリアやイラク問題には、いまだに米国がその踏み込んだ足を抜け出せず、世界はまさに火攻めに遭うのではないかという危惧があります。
さて、今号の「火」特集は、燃えさかる炎の「火」だけではありません。『ラムゼー・クラークの湾岸戦争』日本語版の推薦者でもあり、力のあるあとがきを書いてくださったカトリックの神父、押田成人氏は、ヒトは霊長類というようにヒトの「ヒ」は霊・火、「ト」は止まる、で人間は霊がとどまるところだとおっしゃっていました。今号は、その人のなかにある、「内なる火」を意識して特集を組みました。自然のエレメントとしての火は、あらゆるところに存在し、影響し合っています。
20年前の7月、小誌前身の「湧」巻頭言の最後はこう結ばれています。
(ノアの方舟の水攻めの甲斐なく)
「今度は火だ」が、人間の傲慢さに与えられる罰であろうと自業自得であろうと、選ぶ道はただ一つ、全生命に対する畏敬と徹底した謙虚さをとりもどすしかない。
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天然・自然のココロ じねん36.5°火号vol.3
<もくじ>
●火のおはなし
『母の時代』より、和田重正のことば…1
●特集 「火」の力を感じる人
今回の特集は、タンカ師(仏画師)の玉木ミエさん。現在、長野県の奥で自給の暮らしをしていらっしゃいます。タンカとともに太古の文明カタカムナを学びながら、この世界の先行きを表裏から見てこられました。火(ヒ)は始まり、とおっしゃる玉木さん。今は、まさにいのちが生まれ変わる時期だとおっしゃいます。
タンカ師として、自然、そして人を心の目で見てきた。
日常見ている「火」ではなく、生命の中にある「内なる火」とは?
日常見ている「火」ではなく、生命の中にある「内なる火」とは?
「最初のヒ(火)を紐解く」
玉木ミエさん…4
●連載
おいしいレシピと火の神さま「アグニ」のこと。
[アーユルヴェーダ]Cooking Yoga をはじめよう
ミヤモトタミコさん…14
東北に伝わる昔話、「なら梨とり」を読んでみよう。
[おはなし小箱]見えないものを見る時間
德井いつこさん…18
歯に衣着せぬ痛快人生相談!母と娘の関係性って?
[お悩み解決]アマゾン四次元相談室
南研子さん…56
●わたしの体験記!
「いのちを丸ごと体験する〜助産院での自然出産記〜」
岡田 直子さん …28
●いまだからこそ!地湧社の本
『いのちのために、いのちをかけよ』
吉村医院元院長 吉村 正さん …38
●みんなに知ってもらいたい
「いのちを丸ごと体験する〜助産院での自然出産記〜」
岡田 直子さん …28
●いまだからこそ!地湧社の本
『いのちのために、いのちをかけよ』
吉村医院元院長 吉村 正さん …38
●みんなに知ってもらいたい
「福島の子どもたちにハワイ島で保養してもらうわけ 」
ふくしまハワイキッズ きくちゆみさん…46
●みんなに「じねん」について話してもらうコーナー“ぼくとわたしのじねん”
「人と人と手に流れてきた今とこれから」
「焼き菓子や ひとひとて」 小野木淳さん …51
「焼き菓子や ひとひとて」 小野木淳さん …51
●たまには本でも…
わたしの『野の花きりえ』読書体験
「花の木屋」店主 小松満由貴さん…60
●じねん36.5°マルシェ[おたより・お知らせ・妄想]…62
●地湧社の日常①…27
●地湧社の日常②…37
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◆「じねん36.5°」は、定期購読がオススメです。
小誌は、ご好評を得て少しずつ読者が広がってきています。
創刊から書店をはじめ、さまざまなお店でお取り扱いをしていただけるようになって参りました。ありがとうございます。
でも、まだまだお近くのお店では、発見できないかもしれません。書店の店頭で注文することもできますが、定期購読でお申し込みいただきますと、送料は弊社負担でお送りするので、お得で便利。また、新月の日を迎えるのがより楽しくなることうけあいです。
どうぞお手にとってくださいますよう、よろしくお願いいたします。
==定期購読のお申し込み=========================
お申し込みは、お電話、FAX、メールでお願いいたします。
発行日:隔月刊(年6号発行) ※旧暦の一日、新月発行
体裁:A5判変型
定価:540円【本体500円+税8%】
定期購読:1年間6号分購読料
……3240円(送料はサービスになります)
2年間12号分購読料
……5940円(送料+1号分サービスになります)
株式会社 地湧社(ぢゆうしゃ)
〒101-0036 東京都千代田区鍛冶町2-5-9
電話:03-3258-1251
電話:03-3258-1251
FAX:03-3258-7564
メール: jiyusha@jiyusha.co.jp
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(編集部)
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