2014年2月17日月曜日

【本の紹介とお知らせ】『いのちは即興だ』著者、近藤等則さんの映画が上映されます。


2/14(金)の読売新聞朝刊文化面で、『いのちは即興だ』著者の近藤等則さんの記事が掲載されていました。
近藤等則さんは、エレクトリック・トランペットを自由自在に操る奏者です。
約8年前から、「地球を吹く」と題し、日本中、世界中の大自然に分け入って地球との共鳴、共振をするという音楽活動をされていらっしゃいます。
人間相手ではなく、自然を相手に即興演奏をしているのです。
昨年の4月、07年夏から11年秋までに日本で行われた「地球を吹く」を収録したドキュメンタリー映画「地球を吹く in Japan」が完成したそうで、新聞ではこれについて取り上げていました。

↓映画の詳細については、ぜひ近藤等則さんのHPをご覧になってください。
http://www.toshinorikondo.com/?page_id=77

そして、この「地球を吹く in Japan」は、もうすぐ青山CAYにて、近藤さんのソロライブとともに上映されるそうです。
ご興味のある方は、ぜひ足を運んではいかがでしょうか。

●近藤等則作曲・演奏・監督 ドキュメンタリー映画『地球を吹くin Japan』上映会
~エレクトリック・トランペットの表現は都市を離れ国境を超えどこまで行ったのか?~
2014年2月21日(金)
Open 19:30/ Start 20:00
料金:予約 3,000円(29歳以下 2,000円)
当日 3,500円(29歳以下 2,500円)
会場:青山CAY (スパイラルB1F)
↓詳しくは、青山CAYのwebページをご覧になってください。
https://www.spiral.co.jp/e_schedule/detail_1013.html



四六判上製 184頁 【本体1700円+税】

地湧社では、2008年に近藤等則さんの著書『いのちは即興だ』を出版いたしました。この機会に、あらためてこの本を紹介したいと思います。
近藤等則さんは、1948年、愛媛県・来島海峡生まれ。中学1年でトランペットに出会い、京都大学入学と共にジャズに傾倒してゆきます。
卒業後に上京。国内の数々のミュージシャンと共演後、78年にニューヨークへ渡ります。欧米のミュージシャンと世界で多数のライブを重ねた後、84年に東京に戻り、東京発世界へむけて活動するバンド、IMAを結成。
映画・TV・CMなどへの出演、音楽提供などをしながら、IMAバンドでの海外ツアーも精力的に行われました。そして、93年。IMAバンドを解散し、アムステルダムに拠点を移して「地球を吹く」の活動を開始されます。

この本は、世界的なトランペッターとして成功した近藤等則さんが、いまから20年と少し前に大都市文明に行き詰まりを感じ、すべてを捨てて大自然の中で即興演奏をするようになった、そのエネルギーに触れることができる1冊です。
近藤さんでしか語ることのできない“自分のいのちに忠実な生き方とはなにか”を、魂を奮い立たせるような強い言葉で語ってくださっています。
社会のワクに縛られずに思いきり自由に生きたいと願うすべての人に贈る、閉塞感で息苦しいこの世の中を突破するための強力なガイドブックです。


青山CAYでのイベントでは、地湧社のこの本も少し置かせていただけることになりました。
ぜひ、映画と共にこちらの本もお手にとってみてください。
(編集部)